二重課税回避条約 日本―エストニア
エストニア政府は今月17日、エストニアと日本間の二重課税を避けるための合意を承認し、エストニアのために協定に署名する権限を財務大臣に引き渡したようです。
二重課税回避協定の目的は、例えば、
1. 国家の権利を制限して相手方の住民に高い税率を課すこと
2. 人の平等な扱いを保証すること
3.市民の税制優遇措置を避けること
4. 両国の法律の組み合わせ効果の結果として生じる可能性のある二重課税を排除すること
、としています。
エストニア銀行のデータによると、2017年3月31日現在の日本からエストニアへの直接投資の総額は1820万ユーロであり、エストニアから日本への直接投資の総額は10万ユーロでした。
ちなみに、エストニアは中国と韓国との間でも有効な二重課税回避協定を締結している。